ポートフォリオサイトを作る意味
就活や転職活動などにおいて、昔は紙媒体で自分の作品を見せるのが一般的でしたが、今では「ポートフォリオサイトがある場合は事前に送って下さい」などの指示がある場合が増えてきました。
また、ポートフォリオサイトを作ることで世界中の人に自分の作品を見てもらうきっかけとなり、思わぬ仕事が舞い込んでくることも考えられます。
ポートフォリオは自分を売り込むために欠かせない、履歴書と同じくらい大切なツールなのです。
そこで今回は、ポートフォリオサイトの作り方や、無料で簡単に作れるサービスをご紹介します。
ポートフォリオサイトの作り方
ポートフォリオサイトは、自身でドメインやサーバーを用意してコーディングを行わなくても、ポートフォリオサイトに特化したサービスを使って簡単に作れます。
就活用の簡易的なポートフォリオサイトであれば無料で作れるので、ぜひ活用してみてください。
ドラッグ&ドロップの簡単操作で作れる「Wix」
素材をドラッグ&ドロップするだけの簡単操作でポートフォリオサイトが作れます。一般的なホームページも作れますが、ポートフォリオサイト用のテンプレートも豊富に揃っています。
スマホにも対応しており、ボタンにアニメーション効果を入れるなど動きのある凝ったサイトにできるのもメリットです。ただし、無料プランだと広告が入ってしまうという点を留意しておいてください。
作品の販売も可能な「Jimdo」
Wixと同じく、ドラッグ&ドロップの簡単操作で作れるのが特徴。無料プランでもECサイト機能を付けられるので作品の販売も可能です(無料の場合5点まで)。iOS・Androidに対応したアプリもあり、スマホからの更新もスムーズに対応できます。
無料でも広告が付かない「Salon.io」
画像をドラッグ&ドロップするだけ、HTMLやCSSなどのコーディング知識不要で作成できます(※エディター機能もあるので自身でのコーディングも可)。
無料だと、3ページ・150枚までの画像をアップ可能です。無料プランでも広告が付かないので、美しいサイトを保てます。
洗練されたテンプレートが魅力の「Portfoliobox」
名前からも分かるように、ポートフォリオサイト制作に特化したサービスです。シンプルで洗練されたテンプレートが豊富に揃っており、スマートフォン表示にも対応しています。
無料プランだと10ページ・30枚までの画像をアップできます。履歴書やコンタクトページを作れるほか、ECサイト機能を追加できるので作品の販売も可能です。
紙への印刷も可能!転職活動におすすめの「MATCHBOX」
マイナビクリエイターが運営しているサービスで、面接に便利な機能が豊富に揃っているのが魅力です。6ページ・48枚までの画像をアップロードできます。
ポートフォリオサイトが作れるだけでなく、履歴書を作成できたりサイトの画面をそのまま紙に印刷できたりします。
また、動画やサウンドにも対応しており、YouTube・Vimeo・SoundCloud・SlideShareにアップしたコンテンツの登録も可能です。スマホにも対応しています。
就活で使うなら無料でも十分
履歴書を作成できたり紙に印刷できたりと、高機能なポートフォリオ作成ツールがあります。就活でパッと見せる程度であれば無料のものでも十分です。
クリエイティブ関係のお仕事に就きたいと考えている方であれば、こだわりのつまったサイトを作ってアピールするのもアリだと思います。